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2016.11.29 SPMのボクセル座標

自作のスクリプトでfMRIのデータを解析してたのだが、いっこうに結果がでなくて困っていた。 視覚反応が取れているかチェックするために 被験者にチェッカーボード刺激(5 deg. 8 Hz)を見せて、視覚領域で再現性のあるデータが取れるかしらべたんだけど、うまくいかなかった。 再現性の高いボクセルはあるんだけど、視覚領域とはちがうところにあって しかもそれらがストライプっぽく並んでるので、生理学的な反応とは思い難い。 で、スクリプトをいろいろ見返してたらバグを発見しました。 原因はspm_read_volsが吐き出すボクセル位置情報とxSPM.XYZmmに保存されている位置情報の並びが違うことでした。 データの読み込みはspm_read_volsで行って 解剖画像にオーバーレイするときにはxSPM.XYZmm(ただしくはxSPM.XYZ)の座標を使っていたのがまずかったようです。 xSPM.XYZをspm_read_volsの戻り値に置き換えたら V1あたりにそれっぽい反応が集中したのでひと安心。 以下はメモ:座標の変換 voxel to mm: xSPM.M * [xyz; 1] mm to voxel: xSPM.iM * [xyzmm; 1]

2016.11.23 バッファ

たとえば、実験装置を作ってて 2つのデバイスを50センチ以上のケーブルで接続するときとかに そのままだと後段のデバイスをドライブできないから「バッファ」かまさないとだめだよ なんて注意されます。んで バッファ回路なるものをつくって間に入れるんですが バッファ回路の説明ってなんかいまいちはっきりしないともやもやしておりました。 バッファを直訳すると「緩衝」なんですが、 説明によっては「増幅」と同義で使われてたりして 混乱してしまいます。 下記のページで「バッファ」と「アンプ」について 明確に言葉の使い分けをしておられる方がおりましたので メモとして残しておきます。 結論から言うと バッファ=「緩衝」=インピーダンス整合 アンプ=「増幅」 混乱が生じがちなのは、アンプとバッファが切っても切り離せなかったりする場合が多々あって 混同されてたりするためだということです。 http://okwave.jp/qa/q9007424.html なるほど。